モバイルPASMOへプリペイドカードを登録【中高生】
現金でチャージできるし別にカードなんて必要ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、『モバイルPASMOの通学定期オンライン購入はチャージされたSF(電子マネー)や現金、親のクレジットカードでは不可』なため、中高生は本人名義のデビットカードやプリペイドカードを持つ必要があります。
【追記】不満に思っていた上記、2024年の4月から改善され親のクレジットカードでの代理決済が可能になります。
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上記情報整理の一環として、今回はクレジットカード以外のモバイルPASMOへ登録できるカード類について。
登録できる他カード類
クレジットカード以外で登録できるカード類は以下の2種類。
- デビットカード(本人銀行口座からダイレクトで引き落とし)
- プリペイドカード(本人名義・事前チャージが必要)
銀行口座・携帯電話料金・コンビニ等から入金(チャージ)/定期券購入
【補足】
なお、モバイルPASMO公式サイトには
デビットカードやプリペイドカードにつきましては、登録可能なカードブランドのマークがあり、国内発行のカードであれば、ご利用いただくことができる場合もございます。なお、カード発行会社の判断により登録できない場合もあります。
と、一部はっきりしない記載がありますが、ここでは公式サイトにて明確に指定されているカードのみご紹介します。
デビットカード ※中学生を除く
デビット利用で明記されているのは4行。
- イオン銀行キャッシュ+デビット
- みずほJCBデビット
- Smart Debit ※Apple payのみ
- SMBCデビット
- 三菱UFJデビット
本人名義の銀行口座からの引き落としになるので、ATMに行くか、WEBで親の口座から銀行振込することになると思います。ATMの場所・手数料などご確認を。
ただし、上記4行のデビットカードの申込み条件に『15歳以上の方(中学生を除く)』とあるので、中学生の場合はプリペイド一択。高校生でプリペイドとはいえカードを持たせるのが不安という方はデビット一択になりますね。
プリペイドカード ※中高生OK
プリペイドカードは
- ソフトバンクカード
- dカードプリペイド
- Visa LINE Payプリペイドカード
以上3種が明記されています。チャージした残高範囲内での利用なので使いすぎの心配がありません。
お使いのキャリアにもよりますが、中高生に1番お手軽なのは Visa LINE Payプリペイドカードでしょうか。即発行・年会費無料・本人認証サービス(3Dセキュア認証)導入のバーチャルカード(プラスチックのカード発行はありません)です。
Visa LINE Payプリペイドカードについて(LINE Pay公式ブログ)
LINE Pay残高への事前チャージが必要ですが、既にお小遣いをLINE Payで管理しているご家庭は既に慣れた手順でしょう。
プリペイドカード利用準備
我家では Visa LINE Payプリペイドカードを利用予定なので、登録やチャージについてより詳しく。
Visa LINE Payプリペイドカード
まずは子供本人のスマホでVisa LINE Payプリペイドカードを発行し、下記いずれかの方法でLINE Pay残高へチャージしておきます。中高生でもできる主なチャージは以下の通り。いずれも手数料は無料です。
- 銀行口座(子供本人)からダイレクト
- セブン銀行ATMでチャージ
- ファミリーマート(マルチコピー機)で手続き後レジで支払い
- LINE友達(親)から送金してもらう
手間を考えると、現金を渡してセブン銀行のATMでチャージさせるか、親から子へLINE Pay残高を送金するのが無難でしょうか。現金手渡しか送金かはどちらでもお好きなほうで。
※LINEポイントとLINE
Pay残高は別物。親の「LINEポイント」を子供に送金することはできません。(ただし、親のLINEポイントをLINE証券経由で子のLINE Pay残高へ間接送金可能・手数料ゼロ 2023年7月18日15:00をもって終了)
モバイルPASMOへカードを登録
プリペイドカードの発行が済んだら、次はモバイルPASMOのアプリへ登録します。手順については、モバイルPASMOの公式サイトで詳しく説明されています。
Visa LINE Payプリペイドカードの場合、モバイルPASMOアプリへのカード登録の過程で、3Dセキュアの認証が求められました。※認証のための事前登録手続きなどはありませんでした
LINE公式アカウント「LINEウォレット」のトークで通知される認証コードを入力し、カード登録手続きを完了させてください。
※本人認証サービス(3Dセキュア認証)の登録方法は、クレジットカードの発行会社により異なります。事前にクレジットカード会社の会員WEBサイトでご確認を。
モバイルPASMOへカードチャージできるようになる
登録が完了したら、登録した Visa LINE Payプリペイドカードで通学定期のオンライン購入も、モバイルPASMOへのSF(電子マネー)残高チャージもできるようになります。
プリペイドカードの利用はLINE Pay残高の範囲内になるので、時々残高確認をしましょう。
※モバイルPASMOのオートチャージには対応していません。
モバイルPASMOへのSFチャージだけであれば現金を渡してチャージさせたほうが早いですが、最初にご説明した通り「通学定期の購入には本人名義の指定銀行のデビットカード、Visa LINE
Payプリペイドカードのどちらかが必要」です。 ※2024年4月より定期代の支払いは親の代理決済が可能になります。
モバイルPASMOを使うことを検討しているなら、プリペイドカードなどのカード類登録を済ませておくと便利です。
まとめ
- クレジットカードが持てない中高生がモバイルPASMOへ登録できるのは、指定された本人名義のデビットカードやプリペイドカード。
- 中高生なら、Visa LINE Payプリペイドカードの発行がお手軽。※LINE Pay残高への事前チャージが必要。
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モバイルPASMOへVisa LINE
Payプリペイドカードを登録しておけば、通学定期のオンライン購入・SF(電子マネー)へのオンラインチャージが可能。
最後に
さて、ここまで高校生のモバイルPASMOの通学定期運用について調べてきましたが、大人の場合のように「便利で使いやすい!」という面ばかりではなく、ひと手間・ふた手間かかります。
また、モバイル化した後で「やっぱりカードに戻そうかな」と思っても、モバイルからカードへの移行はできません。定期の期限が終わるまで使い切ってから新規でPASMOカードで通学定期を購入(デポジット500円が必要)するか、途中解約(手数料あり)となるので、よく考えてからモバイル化(カードからモバイルへ移行も含む)を。
モバイルPASMOの通学定期購入については諸注意なども含めて、こちらで詳しく書いています。
我家では「いまさら別々なんてめんどくさい」というので、クレジットカードが持てるようになるまで高校3年間は、親が手間をかけます。
追記:2023年9月 カードの在庫不足が続いています
カードの在庫不足が続いています。安易にカードに戻すことができないかもしれません。
モバイルPASMOもプリペイドカードまで設定してしまえば、後の継続運用はそんなに大変じゃありませんよ。チャージの手間などはカードを同じです。バッテリーの残量にだけ気を付けてくださいね。